ラクトフェリンの基礎知識
ラクトフェリンとは
ラクトフェリンは、多くの哺乳動物の母乳に含まれているタンパク質の一種です。
人間の母乳の場合、出産してから1週間の間の初乳に、ラクトフェリンは最も多く含まれていると言われています。母乳にしか含まれていないという事はなく、唾液や涙、鼻汁といった分泌液にも微量ではありますがラクトフェリンが含まれています。
ラクトフェリンは、細菌などの病原菌が感染するのを防ぐ働きがあり、健康維持に効果があるとして注目されています。ラクトフェリンの特徴は、鉄を結合する働きがある事です。
鉄と結合しやすいことから、ラクトフェリンは淡いピンク色をしていて、赤いタンパク質とも言われています。ラクトフェリンには、病原菌の感染を抑制する働き以外に、鉄分の吸収を高めるという効果があります。また、近年はダイエット効果もある事がわかっており、運動では落としにくい内臓脂肪を減少させる働きがある事がわかっています。
様々な健康効果のあるラクトフェリンですが、熱や酸に弱く変性しやすいという欠点があります。この為、体内に吸収される腸に届ける為、工夫が必要とされており様々な研究が行われてきました。
ラクトフェリンが最も多く含まれるのは母乳ですが、初乳には1リットル当たり約6g、出産後3週間は約2gのラクトフェリンが含まれていると言われています。
初乳の場合、牛乳の約10倍ものラクトフェリンが含まれていて、人間の母乳がいかに栄養面で優れているかがわかります。
